モノとヒトによる復興支援

物資と人材の両面からサポートする

東北の復興に必要なものは、物資だけではありません。現地で地元のひとと一緒に作業ができる人材もまた、復興の現場では重要な役割を果たします。

SAPジャパンの東北復興支援活動「TEARS (Tohoku Earthquake Aid and Relief Strategy)」も、漁業者に対する物資の寄贈と、社員のボランティア活動という両面から実施されてきました。そのような活動のひとつに、漁具と養殖用土のう作りがあります。これは同社の社員が東北を訪れ、地元の漁業者と一緒に漁具と養殖用土のうを作る取り組みです。

この土のう作り、実はなかなかハードな作業で、ある女性社員は2袋作ったところでフラフラになったとか。それにも関わらず同社の社員が2012年から2013年の2年間で作った土のうの数は1,500個以上、重さにして約80トンにのぼります。この重さ、カバに換算すると、30頭分。2014年も夏と秋にボランティアツアーが計画され、同社の復興支援活動は続けられています。