ICTで東北をサポート

目標を17%上回った就労率

東日本大震災で被災した方たちに対して、就労機会の拡大を支援する「東北UPプロジェクト」。日本マイクロソフトと東日本大震災から復興を支援するNPOとの連携により、東北及び東京の避難地域で、合計300回以上のICTスキルアップ講習が開催されました。

最終的に840名の方が受講したこのプロジェクト。当初目標として掲げられていた就労率は30%でしたが、実際には47%の受講者が就職を決めることができ、目標値を17%も上回る結果を出しています。

このプロジェクトの特長は、NPOの組織内にICT講師が養成されたことです。講習の開催前にNPOスタッフへのトレーナー育成講習を実施し、そこで学んだNPOスタッフが復興支援の一環として、各地でICT講習を開催するという仕組みが作られました。これにより、講習の質が高まっただけでなく、次年度以降もNPOが自ら講習を継続できるようになりました。

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