理想的な就職にむけて

社会へはばたくこどもたちに、働くことのイメージを

児童養護施設で暮らすこどもたちの多くは、高校を卒業すると就職し、施設を退所してひとり暮らしを始めるといいます。そのようなこどもたちが、働くことのイメージをもって就職活動を迎えられるよう、SAPジャパンによる取り組みが始まりました。

そこで実施されているのが、児童養護施設に暮らす中高生を対象とした面接コーチングです。このプログラムでは、SAPジャパンの社員が生徒と1対1でむきあって長所をみつけるところからスタートし、最後には就職活動の本番を想定した模擬面接がおこなわれます。

2010年から実施されているこの面接コーチング。今までに参加した社員は102名、支援を受けたこどもたちは101名にのぼります。児童養護施設の先生から「こどもたちが当初より理想的な就職先につくことができた」という喜びの声が同社に寄せられたとのことです。