市内をめぐる移動図書館

東北43か所の学校、地区、仮設住宅を巡回

東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の本吉地域に寄贈された移動図書館「おひさま号」。この寄贈は、SAPジャパンの東北復興支援活動「TEARS (Tohoku Earthquake Aid and Relief Strategy)」と、NPO法人ハンズオン東京による共同プロジェクトです。

気仙沼市内を回ることからスタートしたおひさま号。2013年8月からはさらに岩手県一関市にある仮設住宅への巡回がきまり、おひさま号の巡回地域は、避難所20か所を含む43か所の学校、地区、仮設住宅となりました。

おひさま号がこれまでに走った距離は7,818km(2014年4月現在)。これは世界最長の川といわれるナイル川よりも長く走ったことになります。利用者数は5,942名、貸出冊数は17,415冊にものぼり、多くのこどもたちが利用しています。