修学旅行のプレゼント

東北のこどもたちに思い出を

東日本大震災で被災した地域では、楽しみにしていた修学旅行に行けないこどもたちもいました。「そのようなこどもたちに楽しい思い出をプレゼントしたい」という思いから始まったのが、SAPジャパンと大和ハウス工業が共同主催したプロジェクト「夏休み、遊びに来ませんか?」です。

宮城県亘理郡に住む小学生は、校舎が津波に流されたため今も間借りした校舎で学習を続けています。「せめて校舎がもどるまで」という主催者側の思いで今年もプロジェクトが開催され、2011年から3年間で合計100名を超える亘理の小学生が東京へ招待されました。こどもたちは東京に向かう初めての新幹線に心をおどらせ、キッザニアや東京スカイツリーなどを訪問して観光を楽しんだそうです。

2014年の夏、津波に流された校舎の再建が完成するとのお便りがSAPジャパンへ届いたとのこと。これを受けて、何か記念になるものを贈ることができればと、同社の社員たちはさっそく動き始めたようです。亘理の子どもたちと同社の社員たちのつながりは、これからも続きそうです。